ムンバイのお正月
色々な人に驚かれるのですが、1/1はムンバイは通常の営業日です。
2015年は年明けに大きなイベントがあったので、ガチで1/1から資料作成に明け暮れていたことを思い出します。
日本人は新年を迎えると、去年のことは綺麗さっぱりと忘れてしまえるという、
ある種、特異で都合の良い精神構造をしていると感じていますが、
12/31と1/1が続いていると、年が切り替わって心機一転する気持ちが正直生まれません。
輪廻転生思想を持つインドでは、一年ごとの切り替わりなど、
大きな意味を持たないのでしょう、きっと。
じゃぁ、中華圏における国慶節のような正月イベントはあるの?と言われるとこれも少々怪しい。
ヒンドゥー教徒であればディワリなど、宗教ごとに1年の最大のイベントはあるものの、
ニューイヤー的なニュアンスはあるの?と聞くとしっくりこない返事が戻ってくる。
年が切り替わる時に気分一新!というニュアンスはやはりインド以外に特有のものかもしれん。
ショッピングモールなどでは新年セールをやっているものの
ディワリ商戦に比べれば随分と平穏なものに感じる。携帯電話のショートメッセージへの広告も、
ディワリに比べれば非常に少ないものだ。
切り替えるのが手間なのか、クリスマスモードも残ってます。たぶん、あと1ヶ月くらいはこの調子なのでしょう。
日本の12/25の深夜に行われる、クリスマスを消し去るような神業的な付け替え作業はないんですね。
(ベトナムでもMerry Christmas & Happy new yearだった記憶があるので
アジア圏だと一緒にしてしまうことがあるのかもしれませんね)
一方、お祭り好きなインド人という側面もあるので、
12/31の夜から騒音が鳴り響き、朝7時になっても鳴っているという状況の年明けでした。ただ、明けてしまえば単なる平日です。
マイペースでこのブログは続けていきたいと思いますので、どうぞお付き合いをよろしくお願いいたします。