僕はインドへ帰ってきた

元バックパッカーのインド・ムンバイ&チェンナイ駐在ブログ

ミニシアター・prithvi theatreでシタール音を朝から耳に染み込ませる

前々から気になっていたJuhuのミニシアター・prithvi theatreに行ってみた。
ホームページから見るに、保守的なインドから先進的なインドまで
様々な劇や音楽、映画が上映される模様。
 
ヒンドゥー語が7割、残りのインド系言語が2割弱、英語が1割ちょっとという感じなので、
中々外国人が選べるコマは少ないのだけれど、
(どんな言葉なのか詳細は分からないけれど、「Hinglish」という表記もある)
英語、かつ土日で楽しめるコマを探していたところ、
ようやくピッタリとハマったので行ってみることにした。
 
ホームページには開始時間がAM7時半から、と表示されていたので
PM7時半の誤表記ではないかと思っていたが(そういった間違いをする映画館は本当にある)、
モーニングライブ、ということなので朝の公演ということで間違いは無さそうだ。

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7時半にインド人が来るんかい、と思っていたけれど
40人ほどのインド人がしっかりと入っていた。時間通りに始まったことにもちょっとビックリだ。
伝統音楽ということなので、若者のインド人は殆ど居なかった。
クルタを着ていた人も居たので、僕も着て来て正解。

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今回の公演は、シタールの演奏と共にインドのクラシック歌謡(?)を歌うというもの
「クラシック」なのでインド人にとって有名であるためか、
口ずさんだり、一定のタイミングで手を回す?ような仕種をする人もいた。
静かに聞いているような雰囲気のものではないらしい。

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全体で1時間半の公演で、まず最初は1時間くらい弾き続けられたのだけれど
正直、この知見がゼロな僕には同じようにしか聞こえなった。
完全にカンだけれど、おそらくブツブツと歌っている内容が
何かストーリーを持っているので、インドの言葉(ヒンディーかどうかも分からん)を
知っていないと、さっぱりなんだろうなぁと思った。
 
インドの南部でカラマリの音楽を聴いたことがある方ならば、
ふぉわんふぉわん、とした感じの音楽をご存じだと思う。あの音がずっと続くイメージです。
 
というわけで、言語は英語と書いてあったけれど
時折、司会者が話す内容が英語なだけで、肝心の歌はインドの言葉というオチでした。
 
シアターの大きさは200人程度のこじんまりとしたもの。
内容によってはsold outするので、興味がある公演があれば予約するのが良いと思う。
1公演200~400ルピー程度なので、金銭的な敷居が高くないのがいいね。
ちなみにチケットブースは13時から19時までが営業時間です。

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昨日、ご紹介したprithvi cafeのカジュアルな雰囲気も良いので
是非一度、休日にでもトライしてみてください。