僕はインドへ帰ってきた

元バックパッカーのインド・ムンバイ&チェンナイ駐在ブログ

ミールス専門店・Ramanayakは1942年から親しまれているレストラン

先日、Matungaマーケットをご紹介させて頂いた。
このマーケットの2階(日本人的に言うと)に
Ramanayak Udipi Shri Krishna Boardingという、
南インド料理のミールス専門店があることを知った。
(正式な名前が長いので、Ramanayak、で通じるらしい)
 
Matunga駅に向かって右手に進むと、やや分かり難いが、
入口を示した看板が出ている(分からなかったら周囲の人に聞けば多分教えてくれる)

f:id:mumbaiblog:20160201030309j:plain

 
ムンバイ人の食事時である13時過ぎに行ってしまった為、
大行列になっており、入店を諦めようかと思ったが、
イートインで食事をする人は別に並ぶことになり、
更にunlimited(食べ放題)にするとかなり前に案内されることになった。
アラカルトの人は別の入口になっていたようだ。

f:id:mumbaiblog:20160201030804j:plain

 
明らかに悩んでいた僕を店員が見つけて、
「あ~、外国人だとこのシステム分かんないんだろうな」と推測して、案内してくれたのは非常に好感。
相手の立場に立って考えるってインド人がとっても苦手なスキルだからねぇ。
 
食券売り場はこんな感じ。

f:id:mumbaiblog:20160201030351j:plain

 
1992年から使われ続けていると思われる食券(トークン)です。
50周年でトークン作って、そのまま24年間使われているのではないかな、推測するに。
ということは1942年から続く歴史の長いお店なのですな。

f:id:mumbaiblog:20160201030416j:plain

 
まずは手を洗う。洗いながら覗いた厨房の中はこんな感じ。
プレートにガンガンと食事が乗せられていく。
ローカルフードを食べる時は、回転率の良いお店を選ぶのがインドでの鉄則なので、期待が非常に高まる。

f:id:mumbaiblog:20160201030439j:plain

 
どうやら、緑のバナナの葉っぱの人はunlimitedで、金属のプレートの人はアラカルトらしい。

f:id:mumbaiblog:20160201030511j:plain

 
座っていると、色んな種類のカレーが乗せられていく。
厨房からの出来立てであることが湯気から分かる。

f:id:mumbaiblog:20160201030620j:plain

 
出来上がり! これを手でコネコネして食べる。
外国人なのでスプーンも出されたけど、右手でガシガシといただきました。
辛かったら食べ難いなぁと思っていたが、なんとも優しい味。
つい、ライスやプリをドンドンお代わりしてしまう。

f:id:mumbaiblog:20160201030649j:plain

 
サーブしやすいように、椅子は横並び。インドにしては極めて合理的な導線だ。

f:id:mumbaiblog:20160201030548j:plain

 
活気とアットホームな感じが、居心地の良い空間を生み出しているのだと思う。
窓から冬のムンバイのちょっとだけ冷たい空気を感じながら
お腹いっぱいミールスをご馳走になりました。また来よう。
(大人数での訪問はオススメ出来ません。1人か2人で来店して
 店員さんとコミュニケーションしながら楽しむ空間ですね)

f:id:mumbaiblog:20160201031221j:plain

 
- 住所: 1st Floor, LBS Market Building, Near Matunga Central Railway Station, Matunga East, Mumbai
- 電話:022 24142422
- 営業時間:7時30分~21時00分