僕はインドへ帰ってきた

元バックパッカーのインド・ムンバイ&チェンナイ駐在ブログ

ムンバイもナイター競馬はじめました

ムンバイでナイター競馬が始まったそうな。
世界の競馬ファンとしては行かざるを得ないということでマハラクシミの競馬場へ。
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スマートカジュアルがドレスコードとホームページには書いてあったので
一応、シャツとチノパンを着て、休日用のサンダルではなく革靴を履いて出発。
 
入口の前で競馬情報誌が売っていた。どれも1冊20ルピー。
紙の質は劣悪で、読めればいいんでしょ?という感じのもの。
香港やシンガポールの競馬情報誌を読める人ならば、何とか中身は理解出来ると思う。

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入場料は150ルピーと聞いていたが、何故か50ルピーで入ることが出来た。
ドレスコード、何それ?みたいなオッサンばっかりが歩いている。
シンガポールのチャンギ競馬場もドレスコード有と書いておきながら、
薄汚れたオッサンが集まっているんだし、インドもそんなものだろう、と思いながらコースに向かった。

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そこで入場料の違いを僕は理解することになった。
パドックから本馬場に競走馬が歩いていく通路があるが
その通路を使って、上流階級層と一般層を明確に分けていた。
さすがインド、あからさまな階級社会を作りたがるのね。

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(↓が一般層スタンド。クオリティと清潔感がかなり違う)

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レースはのんびりとしたもの。
1000Mのレース58秒、1200Mで1分11秒、マイルで1分34秒くらいの走破時計。
日本だと500万下くらいの雰囲気かな。

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日本のG1の前のパドックは凄いピリピリしたものがあるけれど(特にダービー)
インドというお国柄か、非常にのんびりとした雰囲気。
馬がなんだかストレスなさそうで、ゆっくりと歩いているのが印象的でした。
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パドックは円形で、上流階級層と一般層の席、どちらからでも見られるようになっている。
騎手が騎乗する前には調教助手(?)が騎乗しているケースもあるのが面白い。

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馬券売場。最低単位200ルピーの売場だけ別にある。
マークシートはどこだろう?と探したが、どこにも見つからず、
そして観察の結果、「窓口にて口頭で叫ぶ」という方法で買うということを理解した。
これじゃ、複雑な買い方とか出来ないじゃん。

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レースレベルはそこまで高くないんだろうけれど、
直線が600m以上あるので、下級条件でも結構差しが決まるのが、
レースの盛り上がりを生じさせているのだと思った。

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来週の「世界で最も早い時期に行われるダービー」にも行ってみよう。

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